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ヲタクのメモ

2013年12月24日 LoVendoЯライブ in 名古屋(Electric Lady Land)

今年5月に卒業した元モーニング娘。田中れいな率いるガールズバンドLoVendoЯ。今回はその秋ツアーの名古屋公演、公演当日はクリスマスイブということでファンにはとっておきのサプライズがあり聖なる夜がLoVendoЯ色に染まった。

序盤はファーストツアーでもおなじみのフォークカバーから始まり、聞き慣れた曲だけに開始から会場が一体となり観客の熱気は増していく。田中れいなと岡田万里奈をメインに”お悩み相談”のMCと続き、岡田万里奈がトークを回そうとするも、実際は弄られ続けるという岡田万里奈のキャラクターが発揮された(本人曰くドM)。
ここでボーカルの田中れいなと岡田万里奈が衣装チェンジで袖に消え、雰囲気は一転し魚住有希と宮澤茉凜によるインストの新曲が披露される。前半とは打って変わってロックな雰囲気が会場を包む。続けてボーカル2名を加え、これも新曲であるリアルが歌われる、田中れいなの空気を支配するような歌声、岡田万里奈の響きのある低音が心地よく、早く音源化を望む声がファンの中から聞かれた。
新曲紹介のMC後は田中れいなのソロ曲『Rockの定義』をボーカル二人が歌い会場は一気にヒートアップして本編を終えた。

鳴り止まないアンコールに応え再登場したメンバーの頭にはクリスマス帽(田中れいなはリボンとトナカイの角)が。
岡田万里奈のMC曰く「クリスマスイブを私達を過ごすと決めてくれた人たち」へのクリスマスプレゼントであった。しかしプレゼントはこれだけでは終わらない。田中れいなのMCから流れてきたのはなんとプッチモニの『ぴったりしたいX'mas!』。田中れいなと岡田万里奈のツインボーカルによる構成、しかもバンドアレンジということでまさにスペシャルなプレゼントとなった。

春のツアーやアンコールツアーなどライブを重ねるごとにバンドとしての一体感が増しつつもそれぞれの個性が際立つようになったLoVendoЯ。魚住有希は自ら作曲した曲を披露し観客を沸かせ、岡田万里奈は田中れいなに対して物怖じせず話せるようになり、宮澤茉凜のキャラクターは大きく変わらないもののステージの上でも活きるようなバランス感覚が身につきステージに緩急を付ける存在となった。そして田中れいなは余裕が生まれ、良い意味で他のメンバーの成り行きに身を任せ一歩引いた位置から見ることが出来るようになっていた。
この魅力を広く伝わるためにもオリジナル曲の早期の音源化が望まれる。


という記事風の感想文。